牧野野菜とは
令和5年4月よりNHKの朝の連続小説「らんまん」の主人公の牧野富太郎博士(1862~1957)ですが、今からちょうど100年前の1923年(大正12年)8月26日に、羽村市内に植物採集に来たという記録があり、その実物標本は現在でも東京都立大学内の牧野標本館に保存されています。
また牧野富太郎博士は生前伝統野菜の調査と保存を命じていました。代表的なものとして「山内家伝来大根」や「根木谷のねぎ」があります。それ以外にも牧野野菜と言われるものは「さつまいも」や「かぶ」「スイカ」などもあります。
そこで羽村市商工会では、牧野富太郎博士が羽村市に最終に来てから100年を迎えるにあたって、羽村市内で牧野野菜を使った料理を提供するお店を紹介することとしました。
牧野野菜とは
牧野博士が収集に関わった高知の在来野菜の種子(だいこん、かぶ、ねぎ、水菜、落花生、スイカ、さつまいも、にんにくなど)を2014年に復活させたものです。
本イベントではそれらにちなんだ野菜を使った料理をご紹介しておりますが、各個店でご提供する野菜料理は、高知在来の品種を使ったものではありません。
ぜひ牧野野菜をご賞味いただきたく、ご来店をお待ちしております。
銘酒「司牡丹」
牧野富太郎博士の生家は、屋号を岸屋と称し、代々佐川の地で酒造りを営んでいました。明治の中頃、牧野博士はこの酒蔵を人手に譲り、上京し植物研究に生涯を捧げます。その後、この酒蔵は司牡丹酒造に譲られますが、昭和中頃の台風で大半が倒壊し、一棟を残すのみとなっていました。この一棟は、牧野博士の勉強部屋であった建物らしく、長らく「牧野蔵」として町民に親しまれてきましたが、平成16年の連続台風にて残念ながらこれも倒壊してしましました。
銘酒「司牡丹」は、坂本龍馬や吉田茂も愛飲していたと伝わり、歌手の松任谷由美さんも、好きなお酒は「司牡丹」と回答しています。
牧野野菜を使った料理の提供店舗一覧
ロゴがあるお店は、銘酒「司牡丹」をご提供しております。 クウォーターカラット
住所:東京都羽村市双葉町2-19-7
TEL:042-579-2347
定休日:水曜日
営業時間:ランチ10:30~14:00、ディナー18:00~23:00
駐車場:あり(3台)
テイクアウト:あり
牧野野菜を使ったメニュー:牧野サラダピザ、Makino Gin Tonic
ホームページHP:https://q-karat.com/
和風肉ビストロ 空楽
住所:東京都羽村市小作台1-15-2-2F
TEL:042-578-3295
定休日:ランチ:土日、ディナー:なし
営業時間:ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~25:00
駐車場:なし
テイクアウト:あり
牧野野菜を使ったメニュー:牛すじ大根
ホームページHP:https://www.ku-raku.com/
東寿司
住所:東京都羽村市五ノ神2-13-3
TEL:042-554-3303
定休日:水曜日
営業時間:10:00~21:00
駐車場:あり(10台)
テイクアウト:あり
牧野野菜を使ったメニュー:なし(司牡丹をご提供しております)
ホームページHP:https://azumazushi-hamura.com/
提供店舗マップ
牧野富太郎関連イベント Hosted by 羽村市観光協会
第1回自然観察会「100年前に牧野富太郎が羽村で採取した植物を探して」
今回の自然観察会は、その植物や牧野博士が学名をつけた植物を観察します。この夏、牧野富太郎の心を魅了した植物の世界へ分け入ってみませんか?
日時:令和5年8月26日(土)午前9時~12侍
場所:羽村市内の多摩川周辺
集合:午前9時 羽村市観光案内所(羽村市羽東1-13-15、羽村駅西口下車徒歩2分)
申込み:電話または羽村市観光協会へ 電話042-555-9667
参加費:300円(損害保険料)
行程:観光案内所~羽村堰下~羽村市郷土博物館裏山散策~郷土博物館(解散)※羽村駅までコミュニティバスがあります。
主催:一般社団法人羽村市観光協会
協力:羽村市郷土博物館
「植物王」に君はなる!
夏休みはヒノトントンZOOで植物採集をしよう!
牧野富太郎博士の羽村市来訪100年を記念し、ヒノトントンZOO(羽村市動物公園)にて、植物採集イベントを行います。是非ご参加ください。
優秀作品には普段見ることができない特別な場所へご案内するプレミアムガイドツアー権!!
優秀作品には・・
園内を特別に案内してもらえる「ヒノトントンZOOプレミアムガイドツアー権」をプレゼント。普段は体験することができないプレミアムなガイドツアーです!お楽しみに!優秀作品の発表は9月末ごろ観光協会Twitterにて!
開催期間と締め切り
期間 2023年8月1日~8月31日(開園時間9:00~16:30)※休園日は除く
応募方法 Twitter投稿日2023年9月1日まで
応募方法
ヒノトントンZOO内で配布されている「植物王標本台紙」を読んで標本を完成させてください。応募はTwitterで、羽村市観光協会イベント(@hamura_kankou)を必ずフォローしていただき、「#ヒノトントンZOO#羽村市観光協会#植物王2023」の3つのタグを付けて、完成した標本の写真をツイートしてください。
その他の詳細は下記「羽村市観光協会イベントTwitter」をご覧ください。
https://twitter.com/hamura_kankou